資格の人気度

資格を取ろうといろいろサイトを見ているといつも出てくる、“人気資格TOP10”。参考にしようにも取りたいジャンルが違えば全く違ってくるものであり、資格の講座を提供している会社によっても違います、各社教え方にも特徴があり教材も違うのかもしれません。

以前であれば、ビジネス関係の行政書士や司法書士、パソコン関連などが多かったと記憶しています。それが今では就活に繋げていける実用的なものが上位に上がってきています。

1位が「医療事務」、これはどこも同じでしょう。確かに将来性もあり医療関係はいつの時代もなくなる仕事ではないだけに、今取得しておいて経験を積めばなどと思っている人が多いのかもしれません。しかも、働く場所により勤務形態も選べることが利点かもしれませんし、働ける場所の数というのが凄い、コンビニエンスストアの2倍以上の数があるそうです。
また受験の仕方のし易さもあるでしょう。

2位が「調剤薬局事務」、街の調剤薬局も以前よりずいぶん増えました。勤務時間や勤務する日にちも一定で、予定も立てやすいという利点は大きいし、フルタイムで働けるしパートやアルバイトも可能というのも嬉しいところです。そして勉強も範囲が限定されているからし易いし、専門職でありながら試験の難易度がさほど高くないというのがよいのかもしれません。

3位が「実用ボールペン字」、このあたりになると日常の生活での実用性が主なのかと思います。確かに字が上手い下手でその人の質が問われます。特に書類の字や履歴書など、今やパソコンですべて済ませてしまうきらいがあり、手書きの物は貴重な存在です。慣れていないと何度も書き直しをしなければならず、漢字や日本語の言い回しなど改めて書くと書けないことも多い。そう考えると実用的で必須なのかもしれないと納得できます。しかし一生懸命書いた文字を赤ペンで添削されて帰ってくると、まずがっかりするでしょうね。

4位から以降はビジネス系の資格が続きます。4位が「ファイナンシャルプランナー」、5位が「行政書士」、6位が「介護事務」、7位が「マイクロソフト オフィススペシャリスト」、8位が「宅建取引主任者」、9位が「保育士」(人気度もかなり下がって登場?以前ならばもっと上位でしょう)、10位が「簿記3級」と続いています。

納得できるところとそうでないところがあり、今一つよく分からないがおおむね納得はできます。